sarとかKsarとか,てっとり早く知りたい人用のまとめ。

SarとかKsarとか知らない人用のメモ。

 Sarとは

各種システムのリソース消費量を、通常10分間隔(※2)、最短1分間隔で表示できます。mpstatとともにsysstatパッケージに同梱されています。取得できるデータはCPU使用率ばかりでなく、NIC, Disk, NFS等様々なデータを取得できます。

http://heartbeats.jp/hbblog/2013/10/10-commands.html

よってインストールはsyssatを行う。以下。(おそらく入ってる。確認は→yum list installed |grep sysstat)

sar (sysstat)のinstall

私の場合、yumインストールしましたが、 sourceforgeからsrcも取得できるようです。

# yum -y install sysstat

http://sourceforge.jp/projects/freshmeat_sysstat/releases/

 

sarコマンド使うならsysstatを知らないと!

sysstatは、定期的にサーバーの情報をバイナリ(機械が処理しやすい形式)で保存する為のツールです。

sysstatで収集される情報は、CPUの負荷、ディスクI/O、メモリの使用状況、ネットワークデバイスの情報など実に多岐に渡ります。

サーバーに何らかの問題が発生したときに、その際に起きていた情報を見ることで何が原因になっているかを突き止める際に、sysstatは便利です。

sysstatは複数のコマンドで形成されています。

sa1 : 指定の時間ごとにサーバーの情報を収集し、「saXX」ファイル(XXは日にち)を出力する

     ※ 内部的にはsadcというコマンドが読み出されて収集しています

sa2 : sa1の統計情報ファイル(saXX)を1日の結果としてレポート(sarXXファイル)に纏め上げる

sar : sa2で出力されたレポートを人が見て分かる形に出力する。または、リアルタイムにサーバー

    情報を収集し出力する。

 

http://ameblo.jp/itboy/entry-10035725081.html

 

 sar(sysstat)は、過去のCPUなどの情報を取得できる。(実はちゃんと保存しててくれる)

「/var/log/sa」や「/var/adm/sa」などにあるsar日付ファイル

コマンド例

#cd /var/log/sa

#sar  ←その日のCPU情報が出る

#sar -f sa19  ←19日のCPU情報がでる

 

Ksarを使って、速攻でグラフ化。

過去の情報が載っているsa日付ファイルを、Ksarというソフトで展開すると一気にグラフ化してくれる。めっちゃ便利。

kSar

ダウンロードは以下

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=179805

事前実行されているSaファイル(/var/log/sa/sa*)をファイルに吐くもしくはSarコマンドを実行してテキストに出力します。

Saファイルを出力する。(sa22をテキストに出力する場合)

# cd /var/log/sa
# LANG=C
# sar -A -f sa22 > sa22.txt

http://d.hatena.ne.jp/GARAPON/20090323/1237772247

 

cat sa22.txt sa23.txt sa24.txt  > saAll.txt

※グラフ化したい期間のsa日付.txtをcatコマンドで一つのファイルに結合する。

 

このcatAll.txtをKsarで展開してあげると3日間のグラフ化が行われる。

sarで取得できる全ての情報のグラフ化ができる。